2015年12月16日水曜日

フェアアイルのゴム編み

フェアアイルのゴム編みは、ほとんど伸び縮みしません。
生徒さんには「裏編みの入った編み込み」と例えています。
裾は、多少広がっていても着用してしまえばあまり気になりませんが、襟と袖ぐりは、指定サイズにぴたっと収まるように編まないと、粗がとても目立ちます。
編む人の手加減によってゴム編みゲージがまちまちなので、教室では裾のゴム編みの状態を見てからその人に合った割合で目数を割り出ししています。


昨日スティークをカットしたベストに、ゴム編みを編み付けました。
自分の手加減は大体決まってしまっているので、いつもの数値で計算しています。
それでも最後の止めが終わって針から外れる時は、とても緊張します。
洗いをかける前でも「ピシッ!」と収まるのが理想です。

お天気が悪いですが、一晩ヒーターの前に吊るしておけば乾くはずなので、これから早速洗いますよ〜♪