編み込みニットは、1作編むのに沢山の色を使うのですが全部を使い切るわけではありません。
何点か編んでいくうちに、かなりの色数の半端糸が出てきます。
普通の編み物ですとそうやって溜まった毛糸はメーカーや素材・太さがなどがバラバラで、他の物への利用が難しくなかなか消費できず、かといって捨てるわけにもいかずどんどん増えるのが悩みです。
その点フェアアイルは、どんな短い糸でも全て無駄にせず使い切ることができるのが嬉しいです。
半端糸活用の参考作品のご紹介。
チャートは嶋田俊之先生の本からですが、製図・配色はオリジナルです。
全部で15色使っていますが、ゴム編み部分に使った色以外は全て1玉以内でできています。
始めからきっちり配色を決めて編んだのではなく、その時その時に目に付いた色をどんどん組み合わせて編みました。一応袖と本体は配色順を揃えてありますが、すべてバラバラでも良いと思います。
大物は大変ですが、帽子やマフラーなどの小物だと気軽にチャレンジでき早く仕上がるのでオススメです。