2015年8月25日火曜日

朝ドラ

民放のドラマやバラエティーは全く観ません(というかTV自体ほとんど観ません)が、朝ドラだけは長年欠かさず見ています。
今回の「まれ」は、舞台が石川県ということでちょっと親近感を持って(学生時代金沢在住の為)観ていましたが、ほぼ能登でのお話でちょっと残念…でも言葉の訛りはとても懐かしく、結局毎朝楽しみに観ているのであります。

主人公の旦那さんが塗師屋という設定なので輪島塗が頻繁に出てきますが「そういえば学生時代に実習で作った漆工芸品があったよな〜」と、かなり久しぶりに引っ張り出してみました。


本漆塗りに螺鈿の蒔絵を施した小箱です。
木地(塗る前の木製の本体)も板から自分で組み立てて作った自称力作です。
ただし中途半端な大きさ(小物入れには深すぎる)の為、全く使わずお蔵入りになっていますが…
「体質によっては工房に入っただけで全身かぶれる」と教授に脅されましたが特に何も起こらず…皮膚が弱い割には全く平気だったのは意外でした。
道具や場所(漆は湿気が多い場所じゃないと乾燥しない為)などのハードルが高く、個人の趣味で気軽に作れる物ではないので、今となっては貴重な体験&思い出の品です。


後ろにちらりと写っているのは同時期に作ったもう一品。
長くなったので、続きはまた…ということで。