2017年1月19日木曜日
生徒さんの超大作です!
4月から編み始めて今月完成した男性用フェアアイルセーターです。
10ヶ月近く要していますが、間に女性用ベストを1着仕上げられているので、実質はもっと短期間で仕上げられたことになります。
この生徒さんのご主人は身長が180㎝ほどと大柄。
それでいてほっそりしていらっしゃるので、市販のニットの2Lサイズだと着丈やゆき丈は良くても身幅が余りすぎて合う物がとても少ないこと。
ピッタリサイズの物を編みたいということでしたので、1番身体に合っているお手持ちのセーターから採寸して目数段数を割り出しさせていただきました。
ほっそりしているとはいえ男性ですので、目数は360目を超える多さ。
丈が長い分段数も小柄な女性用の1.5倍近くになりました。
お住まいがアトリエの近くということもあり、着用した所を見せにいらしてくださったので、お願いして着画を撮らせていただきました。
途中何度もサイズを確認しながら編み進め、途中で微調整を加えているので、サイズ感はとても良いと思います。
数種類ある赤の中でも鮮やかで明るめの赤なのですが、とってもお顔に映えお似合いでした。
若い人はピンクや赤といった昔で言う「女色」を躊躇なく選び、違和感なく着こなしていますが、40代以上の男性はついついダークで無難な色合いを選びがちです。
暗い風景になる冬だからこそ、ぜひこういう鮮やかな色合いのウエアを選んでいただきたいと思います。
着ているご本人だけでなく、周りの人も華やかな気分になれると思います。
今日参加された生徒さん方も大絶賛でした( ´ ▽ ` )ノ
ありがとうございました♪
「余談」
女色といえば…私が小学生の頃は、男子が赤い色の服や持ち物を持っていると「男女〜〜」と言われていました(今だとイジメですね)。
男子にピンクなんて絶対ありえません。
逆にピンクが嫌いで服はブルー系ばかり、しかもスカートを絶対履かない私は男子に「女男」とからかわれたこともありました。
赤いランドセルを背負っているのに男の子と間違われることも多々…
今は良い時代ですね〜〜