先日のセルブーミトンやあみ人形にも使用している「シェットランドレースヤーン」について、質問やお問い合わせをいただくのでここに書いておきます。
レースヤーンというと日本ではコットン系の物が主流ですが、これはシェットランドウール100％です。
ラベルや見た目がフェアアイルニット用のシェットランドヤーンと似ているのですが、太さが違います。
かなり細い糸で、薄くて繊細なショールを編むのに使われる物です。
セルブーミトンやサンカ手袋を編む糸に近い太さなので、私はこれを使っています。
代表的なメーカーが「Jamieson's 」と「Jamieson&Smith 」ですが、ミトンと手袋を編む時は「Jamieson&Smith 」を使っています。
太さ的にはどちらもほぼ同じなのですが、風合いが若干違います。
「Jamieson's 」の方（画像左端）が少し素朴な風合い。色数が多めなので、人形用にはこちらの出番が多いです。
真ん中と右端はラベルが違いますが、購入した時期が違うのでラベルが変わってしまっただけで、中身は同じ「Jamieson&Smith 」です。
針はお気に入りの「addi」で、これはプレミアムレース。先端が尖ったタイプです。
先端が尖っていないターボも持っていますが、ねじったり増やしたり減らしたりという作業が多い場合は尖っている方が使いやすいです。
最近はネットショップでの取り扱いが増えたので、昔よりは入手しやすくなってありがたいです。
実店舗でも取り扱いが増えると良いのですがこれはなかなか難しそうです。
この糸と針じゃないと絶対ダメというわけではなく、あくまでも私の好みの資材ですので、ご参考にしていただけたら幸いです。
