2017年9月2日土曜日

小物も大物と同じ

仕上げ作業の良し悪しで、完成度が全く違います。
日本で一般的なのは「仕上げアイロン」ですが、海外では洗って(もしくは水通しや湯通しで)仕上げるのが主流です。
フェアアイルはウォッシュ仕上げが必須なので、大物から小物まで全てお湯と洗剤で洗います。
教室では、フェアアイル以外のニットの仕上げ方法は、場合に応じて使い分けていただいています。
その選別方法については長くなるので省略…


マイキーのミトンは、洗ってミトンブロッカーで仕上げてあります。
(顔の刺繍は乾燥後に施すので、この段階ではのっぺら坊)


靴下用のソックブロッカーはだいぶ一般的になってきましたが、ミトンブロッカーはあまり流通していないこともありまだまだ認知度は低め…
この道具が無くても、厚紙などを使って整えることができます。
私もこれを入手するまでは、100均のプラスチック製ファイルの表紙をカットして使っていました。
小物は面積が小さいので仕上げ作業をしない方が多いのですが、丁寧に整えることで編み目が揃って見違えるほど綺麗になります。

編み物の本には仕上げ方法まで載っていない場合が多いのですが、今はネットで検索すれば動画なども見ることができます。
きちんとした仕上げで、作品をクオリティアップさせてください♪


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