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2018年1月22日月曜日

里帰り中



調べてみたら、完成は2008年12月。
編んでから9年経過しています(当時の画像は画素数が少ない為ちょっと不鮮明)。
実家の母にあげてから、初めての里帰り中(?)です。


ヘビロテ&洗いによって編み目がわからないほどフェルト化しています!(ピンボケではありませんよ〜)
多分これがフェアアイルニットの目指す所だと思います。
お洒落着ではなく普段着として毎日着用、シーズンオフには洗って保管、それを何年も繰り返すことで徐々に風を通さないほど詰まった編み地に変化していきます。
袖口や首回りや裾といったリブ部分はどうしても傷みやすいので、補修は必要。
修復不可能になる前、早め早め、こまめに直すことで、かえってその手間を減らすことができます。

日本の毛糸は、ごく少数の糸を除いて数年で廃盤になってしまう糸がほとんど。
Jamieson'sの糸は、200色以上あるのに廃盤になる色がとても少ないです。
この作品に使った糸も、9年たった現在でも全て揃えることができるので、新たにウエアを編むこともお直しに使う糸を入手することも可能。

大量生産&低価格のファストファッションをシーズンごとに使い捨てている人も多い現在、世間の大半の人たちには理解していただけない手間と材料費のかかったウエアだと思います。
そんなフェアアイルニットのとりこになって10年になるんだな〜としみじみ…


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