機械編みする時には特によく使うようですが、手編みの時にも編む前にひと手間かけておくと間違いが少なく編み上がりも速いです。
私が普段編む時は、何目・何段・何回の記号部分に正の字を記入していますが、フェアアイル独特の減らし目に慣れないうちは間違いやすいようです。
メモリーシートに各段での工程を記入しておいた方が間違いが少なくなるかと思い、作ってみることにしました。
ただ、市販のメモリーシートの場合、往復編みが基準になっている為、フェアアイルの編み順では記入できません。
今回初めてウエアを編んでいる生徒さんに、各段の工程を記入したオリジナルメモリーシート(のような物)を準備することにしました。
この図を見ながら編み進めれば、肩はぎ部分まで仕上がる様になっています。
初めて作ってみたので、使っていただく生徒さんに使用感をお聞きし、大丈夫そうであれば今後もこの方式をお勧めしていこうかと思います。