2017年5月28日日曜日

0.1g


糸を買い足さずに残り糸だけを使って手袋やミトンを編む時
「途中で糸が足りなくなった為左右で色が違ってしまった」
という経験をしたことはありませんか?
糸に限りがある場合、教室では残った分を最初に2つに分けておくことをお勧めしています。
今回参考作品として編んでいる手袋は、ベース色の濃いブラウンの量に不安があった為、ゴム編み部分を後から編み下がる方法にしました。
画像は、本体が全て編み上がった時点で残り糸を2つに分けた所です。
こうしておくと、確実に左右同じ段数分編むことができます。
この時あると便利なのが0.1gまで量れるデジタルスケールです。
細くて軽い糸なので、1g単位までしか量れないスケールだと糸長にかなり差が出てしまいます。
うちには無いしわざわざ買うのも…という場合は、原始的な方法ですが、残りの長さを測って半分に分けるという方法も有効です。

ソックニッターさんにはおなじみの手法ですが、まだあまり馴染みが無い為、生徒さんにご紹介するとけっこう感動されます。

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