とても沢山の色を使うフェアアイルは、隣合う色によって同じ色でも違って見えることがあります。
電球の色によっても見え方が違います。
その為、正確な色合いを画像で再現するのはとても難しいのです。
佐藤ちひろさんのデザインは、やわらかなグラデーションが魅力です。
そのせいなのか、本などに掲載されている作品は、実際に編んでみると全く別物と言っても良いぐらい雰囲気の違うことがあります。
生徒さんが編まれた次回作用スワッチですが、これも驚くほど違っていました。
本で見ていた時には私のアンテナに全く引っかからなかったのですが、見せていただいたスワッチだとものすごく好み!
同席されていた生徒さんにも大変好評で「次はこれを編みたい」とおっしゃっていました。
作家さんデザインの物を編むと、色合わせの勉強になります。
生徒さんの作品選びにも使えそうなので、スワッチだけでも作っておくと良いかもしれませんね。