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2017年2月13日月曜日

現代的に


こういうシンプルなベストは、野暮ったい昭和風になりやすいです。
特に注意しないといけないのが肩幅。
教室の基礎で勉強する製図本規定の製図方法そのままだと、残念ながら「ザ・昭和!」と言った感じの裃みたいなシルエットになってしまいます。
現代風にする為には、
「肩幅は極力コンパクトに」←規定の肩幅より内側に削った方が良いです。
「身幅のゆとりはギリギリまで削る」←緩みはできるだけ少なくした方がシャープなシルエットになります。
※これはあくまでも私の見解なので、否定的なご意見もあるかもしれません

このコンパクトなシルエットを作る為には、ゲージ通りに編むことが前提となるので、編む手加減が安定するようになるまではちょっと難しいかもしれません。

定番のアイテムでも、時代と共にシルエットはその都度変化します。
今80年代のファッションがリバイバル中ですが、だからと言って当時のアイテムを今着用しても時代遅れにしか見えないというのが良い例だと思います。
今何が流行っていて、どんなシルエットなのか…
時代遅れな先生にならない様、ファッション誌やショップのディスプレイのチェックは欠かせません。


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