2017年8月20日日曜日

ありがとうございます♪


「こんなに細い糸で編めないし編む気力もないから〜」
と、生徒さんから昭和の中細糸をいただきました。
淡いグリーンベースにポツポツと濃いグリーンが入った糸です。
薄い色の糸は、長期保管すると変色する事が多々あります。
この糸も部分的に黄変している物が2カセ程ありましたが、他はとても綺麗な状態でした。
元の色合いを保ったまま変色を落とすのは大変そうなので、無理に落とすことはせず、濃い色に染め直して使おうと思います。
ベストぐらいなら編めそうな糸量なので、そのままの色と染め直しの色との編み込みなども良さそうです。

昭和40年代ぐらいまでは、出産祝いに「ベビーウエア着分毛糸のギフト」なんて物もかなり普通に贈られていたようで、当時使えず御蔵入りになっていた「化粧箱入・淡い色合いの中細糸」を2箱ほどいただいたこともあります。
ベビー用だけあって色はベビービンクとひよこ色でした。
そのままではなかなか使い道に困るのですが、手芸店で手に入る家庭で簡単に染められる染料を使えば、好みの色合いにする事ができます。
昭和の糸は品質の良いものが多いので、押入れに眠っている物があれば是非活用していただきたいと思います。

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