2017年3月2日木曜日

知識が増えると選択肢も増える


裾・袖口・襟ぐりは、作り目部分がピコット風のガーター編みにする事にしました。

作り目の方法は色々ありますが、一般的な編み物本の場合は
「指でかける作り目」
で指定されている物がかなり多いです。
「初心者でもできる1番簡単な作り目だから」
というのがその理由だと思います。
少し上級になると、ゴム編みは後で編みつけてゴム編み止めという作品もあります。
作り目の方法はこれ以外にも数多く存在しますが、編み物の基礎本には代表的な数種類の方法しか掲載されていないようです。

画像の本は洋書の日本語版なのですが、日本ではあまり知られていない作り目や止めの方法が相当数掲載されていて、手持ちの本の中ではダントツの内容となっています。
ちょっと小難しい編み方は、その時は覚えていても使わないうちにすぐ忘れてしまうので、その都度必要なページを見ながら編んでいます。
ずっと覚えていられる優秀な脳みそであれば良いのですが残念ながら鳥頭…
でも
「そういう編み方があってあの本に載っている」
という事さえ覚えていれば問題なし。本を見て編めば良いのです。

本の指定が指でかける作り目だったとしても、そこに最適な技法はどれかという事を考え変更して編む事で、作品の見た目や使い心地・着心地が格段にアップします。


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