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2016年1月16日土曜日

覚えた技法は効果的に使いましょう


キツネのえりまきは本体が完成したので仕上げに入っています。
後から付ける耳は「指で糸をかける作り目で輪に編み、編み始めを縫い閉じる」とありましたが、つま先から編む靴下と同じ作り目の方法で始めから袋状に編んでみました。
こちらの方が、閉じた部分がごろつかずすっきり仕上がります。
耳を頭に縫い付ける部分や返し口も、かがり縫い指定の所をメリヤスはぎにしました。



一般的に、初級者〜中級者向けの編み物本に載っている作品は、わかりやすい技法を使って編むよう指定されています。
例えばベストを編む場合、完成度の高さを目指すならゴム編みを後から編み下がり、とじ針を使ってゴム編み止めをした方が仕上がりが綺麗ですが、多くは「指で糸をかける作り目」から編み上がるように指定されています。
首回りも、ゴム編み止めではなく伏せ止めになっていたりもします。
「とにかく作家さんの作品を忠実に作りたい」「できるだけ簡単に早く仕上げたい」
という場合は別ですが、自分が知っている技法を駆使して色々アレンジしてみた方が、より完成度が高く素敵な作品になると思います。


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